シミ取り
当院では、最新のQスイッチYAGレーザーを用いたシミ治療をご提供しています。長年のシミ治療の経験から、その人その人に合わせた最適な設定のレーザー照射をしております。モードを変更することで、日光性色素斑などのいわゆる「シミ」に効果的なショット打ち、肝斑などに効果的なトーニング、どちらの照射も可能なため、肌へのダメージが少ない、効果的な治療をご提供しています。
また、医師が独自に配合したハイドロキノンのクリームもご提供しており、シミに対して総合的なアプローチをしております。
ハリウッドスペクトラ [Hollywood Spectra]
特徴
2種類のレーザー波長と、複数のパルスモードを搭載しており、シミやそばかすだけでなく、肌質改善の効果も期待できます。肝斑など皮膚の深い層にある色素沈着まで除去でき、タトゥーの除去にも効果が期待できます。従来のQスイッチYAGレーザーよりもパルス幅が短く、ピークパワーが高いのも特徴で、肌へのダメージを抑え、症状改善の効果が期待できる治療です。
表在性のシミ治療
532nmの波長を用い、5 nano秒のパルス幅により、熱影響を最小限に抑え、あらゆる種類の色素治療のために必要な安全性と有効性を持っています。
トーニング
低出力のエネルギーを使用してメラニン色素を少しずつ破壊し、肝斑を改善していく治療です。
また、肝斑だけでなく、シミやくすみ等の色ムラにも働きかけます。マイルドなレーザー治療なので痛みが弱いのも特徴で、治療の当日からメイクが可能です。
ルートロピール
表皮部分に熱を伝えてシミの原因であるメラニンを破壊する治療です。強い刺激を与えずマイルドな力でメラニンを破壊するため、シミやそばかすの改善など、美肌効果を得ることが可能です。回数を重ねるごとに顔全体がホワイトニングされくすみにも効果が期待できます。治療の間隔としては、2〜4週間に1回の間隔で5〜10回の照射が目安です。
スペクトラピール
顔に対して、熱を真皮層にまで届けることでコラーゲンを活性化させ、肌質を改善する治療です。コラーゲンを増産させ真皮の弾力性を蘇らせるため、美肌効果や毛穴の開き、ニキビ肌、赤ら顔の改善効果を期待できます。2〜4週間に1回の間隔で5〜10回の照射が目安です。
デュアルピール
ルートロピールとスペクトラピールを同時に行うコンビネーション治療です。同時に行う照射方法のため、それぞれで期待できる効果を得られ、美肌へのトータルケアが可能です。
シミの分類
日光性色素斑
いわゆるシミです。日光に長期間暴露されていたことが原因で起こります。表皮細胞に光老化が生じ、色素細胞が活性化されて、色素斑が形成されます。
肝斑
肝斑(melasma)は30-40歳代の女性に多く、左右対称性に、全体的に境がはっきりしないぼやけた形で見えます。好発部位は両眼窩下部〜両頬です。主な原因は、ホルモンバランスの乱れや紫外線によってメラニン色素が作られすぎることだと考えられています。肝斑の治療には、トラネキサム酸やビタミンCの内服、メラニン合成抑制剤の外用が使われ、レーザー治療に関しては、効果がある場合もあれば、再発する場合もあり、熟練した医師の診察により適応を判断することが求められます。
雀卵斑(そばかす)
遺伝性の色素沈着で、両頬から鼻などの顔面中心部に、直径数mmまでの淡褐色の色素斑が出現します。典型例では、幼少期や思春期から認められます。
後天性真皮メラノサイトーシス
そばかすより若干大きな褐色〜青灰色の色素斑が成人期以降に出現します。そばかすやシミや肝斑との鑑別が必要になります。
炎症後色素沈着
顔面の炎症部位に出現し、境界が不明瞭で、褐色〜濃褐色の色素斑でしばしば難治性です。通常、遮光と美白剤の併用で治療されます。
料金
注意点
- シミが残存し、複数回の治療が必要になる場合があります。
- シミが取れた後に、炎症性色素沈着が残る場合があります。
- 当てた箇所は日焼けしないように注意してください。
- 過度の日焼けをされている方、処置後近日中に日焼けのご予定の方は施術の時期をご変更していただく場合がございます。
- 処置当日は必ず光照射部位の剃毛(シェービング)をしてご来院ください。
- 妊娠・授乳中の場合、処置をお受けいただくことができないことがあります。