ハムラ法
ハムラ法とは
ハムラ法は、下まぶたのたるみやクマを改善する「眼窩脂肪移動術」と呼ばれる手術です。この手術では、下まぶたのふくらみの原因となる眼窩脂肪を単に切除するのではなく、目の下の溝(瞼頬溝)へ移動させることで、膨らみと溝を同時に改善し、フラットな状態にすることができるため、眼窩脂肪を切り離すことなくクマを改善することができます。
眼球は、眼窩の中に収まり、眼窩脂肪によってクッションのように支えられています。本来、この脂肪はロックウッド靭帯などの 眼球支持組織によって適切な位置に保たれています。しかし、さまざまな要因でこのバランスが崩れると、脂肪が前方へ押し出され、目の下が膨らんで見えるようになります。

ハムラ法の特徴
目の下の眼窩脂肪を単に取り除くのではなく、へこんだ部分に移動させ、滑らかな輪郭を作るのが特徴です。
また、目の下のふくらみとくぼみを同時に改善できるのも特徴です。脂肪を適切に再配置することで、目元の若々しさを取り戻し、自然な仕上がりを目指します。
- 表ハムラ(切開ハムラ)法
下まぶたの皮膚を切開してクマを改善する方法です。
傷跡が目立ちにくい下眼瞼縁から切開し、眼窩脂肪を下方に移動させ、ふくらみと凹みを同時に改善します。
- 裏ハムラ法
下まぶたの結膜側を切開する方法です。
眼窩脂肪を下方に移動させ、ふくらみと凹みを同時に改善します。
皮膚ではなく、結膜側を切開することで皮膚表面の傷跡が残りません。
術後について
- 洗顔・シャワーは翌日から可能ですが、目の周りはやさしく洗ってください。
- 合併症のリスクが高くなるため、術後7日間は激しい運動は避けてください。
- コンタクトレンズの使用は、術後7日間はお控えください。
- 腫れが引き、まぶたの状態が安定するまでは3〜6ヶ月程度かかります。
治療に伴うリスク
- 患部の腫れ、内出血、切開線(表ハムラの場合)
- 感染、出血、アレルギー、血腫
- 創部の離開
- 兎眼、流涙、結膜炎など
- 症状の残存、再発