下眼瞼脱脂術

下眼瞼のふくらみの原因

眼球は、頭蓋骨のくぼみである眼窩(がんか)の中に収まり、眼窩脂肪によってクッションのように支えられています。本来、この脂肪は靭帯などの眼球支持組織によって適切な位置に保たれています。しかし、さまざまな要因でこのバランスが崩れると、脂肪が前方へ押し出され、目の下が膨らんで見えるようになります。

  1. 加齢による眼球支持組織のゆるみ

加齢により靭帯をはじめとする眼球を支える組織が少しずつ緩むと、眼球がわずかに下方へ移動し、眼窩脂肪が前に押し出されやすくなります。その結果、目の下に膨らみが生じ、クマやたるみが目立つようになるのです。

  1. 遺伝的要素

生まれつき眼窩の容積と比較して眼窩脂肪が多すぎると、眼窩内に収まりきらず、若い年齢でも目の下のふくらみが目立つようになります。
これは遺伝的な要因が強く、家族にも同じような目元の特徴が見られることが多いです。

経結膜下眼瞼脱脂とは

局所麻酔後、下まぶたの裏側(結膜側)を小さく切開し、クマの原因となる「眼窩脂肪」を切除します。
皮膚ではなく結膜側を切開するため外から傷跡が見えず、縫合の必要もないため、腫れや内出血などのダウンタイムが短いのが特徴です。

術後について

手術当日からシャワーは可能です。目の周りはやさしく洗ってください。
合併症のリスクが高くなるため、術後7日間は激しい運動は避けてください。
コンタクトレンズの使用は、7日間はお控えください。

治療に伴うリスク

  • 患部の腫れ、内出血

個人差はありますが数日~1週間ほどで消失します。

  • 感染、出血、アレルギー、血腫の形成

上記により創部が離開する可能性があります。離開した場合、治癒が遅延したり、傷跡が目立つ可能性があります。

  • 症状の残存、再発

脂肪の取り残しが起こることがあり、再手術が必要となる可能性があります。また、再手術をしても修正できない場合があります。

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