DLST
DLSTとは?
DLSTとは薬剤によるリンパ球刺激試験(DLST: drug-induced lymphocyte stimulation test)の略称で特定の抗原(薬剤)によるリンパ球の増殖を見て、免疫応答を評価する方法です。薬剤によるアレルギー反応を調べるのに適しており、薬疹や薬剤性肝障害の診断に用いられます。採血で得られた血液からリンパ球を含む単核球を分離し、薬剤を添加して、リンパ球の増殖の程度を測定します。
注意点
薬剤アレルギー症状がみられても、発症直後は陰性になることがあり、陽性になるのに1~2ヵ月かかることがあります。
検査は保険適応で実施可能です。