しもやけ

しもやけって何…❓
 寒さと暖かさの刺激が繰り返され、血管の収縮や拡張が繰り返されることで血液の循環に障害が起こりやすくなります。部位としては、手足の指やかかと、耳たぶ、頬、鼻の頭など、寒さにさらされやすい体の末梢部分にできやすいのが特徴です。

症状は…❓
⭐赤紫色に腫れる
⭐痒くなる
⭐ジンジンと熱い感じがする
⭐痛がゆい

主な症状は上記のものが挙げられますが、症状が悪化すると、患部に水疱ができたり、それが破れてただれてしまったりすることがあります。

しもやけの治療薬💊
✅ユベラ軟膏
血液の改善と皮膚の保護という2つの効果により、しもやけやかかとのかさかさの改善が期待できます。成分別では、ビタミンEが血行促進、ビタミンAが角化調節の役目を担います。

✅ユベラ内服薬
ユベラに含まれるビタミンEには、末梢血管を拡張する作用が認められています。血行が悪くなってしまった部位に血を行き渡らせしもやけや手足の冷え、肩こりの改善が期待できます。

✅漢方薬
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
この漢方薬は応用範囲が広く、末梢循環の血流を改善するためしもやけにも効果的です。
・当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
体を温め熱を作るのを手助けすることで、手足の末梢を温めるとともに、体の内部にもはたらき、冷えによる頭痛や腰痛といった痛みなどの症状を改善するものです。

皮膚にうるおいを与える成分や皮膚を保護する成分が配合された保湿剤を使い皮膚の乾燥を防ぎましょう。症状に応じてビタミンEの内服薬を使用することで血行促進をはかることも有効です。

医療情報

前の記事

接触じんましん
医療情報

次の記事

view39アレルギー検査