鉄不足が皮膚にもたらす影響
今回は鉄不足によって起こる可能性のある皮膚症状についてご紹介します👨🏻⚕️
鉄は、人体に必要なミネラルの一種です🧬人の体に存在する鉄の約7割は血液中にある赤血球のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンに存在しており、残りの3割は肝臓や骨髄、筋肉など体のいろいろな部分に貯蔵されています🔍
鉄不足といえば貧血をイメージする方も多いと思いますが、鉄不足は皮膚にも様々な影響をもたらします😭鉄は、加齢により失われやすく、また成長期でも、消費が激しくなるため、相対的に足りなくなることがあります。
鉄が足りなくなった場合、皮膚への血液供給減少により、皮膚に栄養や酸素が不足しバリア機能の低下が起こり、以下の症状が起こる可能性があります💥
・かゆみ、かぶれ、ブツブツ(丘疹)
・ニキビ、口角炎、口の周りに吹き出物
・顔色が悪い、青白くくすむ
・爪の異常、白っぽい、もろい、スプーンのように反りかえる
真皮のコラーゲン形成や活性酸素除去には鉄の貯蔵が必要ですので、貯蔵鉄が少なくなるだけでも
・皮膚のかゆみ
・乾燥
・しわ、しみ
などが生じ、ターンオーバーも乱れます。
また、髪の毛が抜けやすくなったり、切れ毛が増えることもあります😵